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勉強に集中できない原因は「筆記用具の使い方」かも?

「勉強に集中できない。筆記用具の使い方が原因かも?」と書かれた画像。
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スマホやゲームに気が散って、勉強に集中できない。
そんな中学生は少なくないでしょう。

けれども、集中を妨げるのは、スマホやゲームといった大きな誘惑だけではありません。

「消しゴムを探す」
「シャーペンの芯を補充する」
「重要なところを何色で書こうか迷う」

こうした小さなことでも、勉強の流れが途切れることがあります。

1つひとつは、ほんの数秒のことかもしれません。でも、そのたびに勉強から意識がそれてしまいます。

そして、もう一度勉強に意識を戻すには、結構エネルギーがいるものです。

だからこそ、勉強に集中しやすい環境を作るには、こうした「小さな中断」を減らすことも必要ではないでしょうか。

そのために、まず見直してみたいのが、筆記用具の使い方です。

筆記用具が「小さな中断」を生むことがある

私が勉強を教えた中学生の場合、次のようなケースがありました。

筆記用具を使うときに、勉強が中断してしまう

  • 消しゴムを使うたびにペンケースに戻す
  • シャーペンについている小さな消しゴムを使う
  • 授業中にシャーペンの芯を補充する
  • シャーペンの芯をペン先から入れる

→こうした作業に手間取っていると、「何の問題を解いていたんだっけ?」となることがあります。

授業中であれば、先生の話を聞きもらすこともあるでしょう。

もう一度問題に意識を戻すには、「問題文を読み直す」「ノートを確認する」といった手間もかかります。

「何を使おう?」と迷って、中断してしまう

  • 重要ポイントを書くときに、「どのペンを使おう?」「何色にしよう?」と迷う

→「赤ペン? 蛍光ペン? 色鉛筆?」などと考えているうちに、勉強の内容から意識がそれてしまいます。

色を使うこと自体が悪いのではありません。問題なのは、勉強の途中で毎回「どれにしよう?」と考えなければならないことです。

筆記用具そのものに気を取られる

  • チャームが揺れるシャーペンを使う
  • 筆記用具をいじる

→ チャーム付きのシャーペンが悪いわけではありません。ただ、文字を書くたびに、チャームが揺れる音が気になったり、チャームを触ったりするのであれば、勉強中の「小さな中断」につながることがあります。

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たとえ「小さな中断」であっても、何度も起こると、勉強の質は下がってしまいます。

「小さな中断」を減らすためにできること

では、勉強の流れを妨げる「小さな中断」を減らすには、どうすればいいのか?

その1つが、筆記用具の使い方を少し見直すことです。

目指すのは、「筆記用具をきれいに整理すること」ではありません。「勉強中に意識がそれるきっかけを、できる範囲で減らすこと」です。

勉強前に準備完了!

勉強中(授業中)に筆記用具を整えずに済むよう、あらかじめ準備しておきます。

  • シャーペンの芯が入っているか確認する。
  • 使う筆記用具をペンケースから出しておく。

「さっと使える」状態にする

  • よく使うものは、すぐ手に取れる位置に置く(使うたびにしまわない)。
  • 大きめの消しゴムを使う(小さくなってコロコロ転がりやすいものや、シャーペンについている小さな消しゴムは使わない)。

色や道具の役割を決めておく

たとえば、

  • ふつうに書く→ シャーペンや鉛筆
  • 重要→ 赤ボールペン
  • あとで見直したい箇所→ 黄色の蛍光ペン

など、自分で覚えやすい「マイルール」を作っておきます。そうすれば、書くたびに「何を使おう?」と判断しなくてすみます

また、「テスト前に復習しやすくなる」というメリットもあります。たとえば、上の例で言うと、黄色の蛍光ペンを使った箇所を見れば、「ここを優先して復習しなきゃ」とパッとわかりますよね。

マイルールが多すぎるとかえって頭がゴチャゴチャしてくるので、3つか4つ程度に抑えておくのがいいかと思います。

気が散るものは見直す

「書くたびにチャームが揺れて気になる」「つい、筆記用具をいじってしまう」という場合は、勉強中だけ別の物を使ってみてください。

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このように、筆記用具の使い方を少し工夫するだけで、勉強中の「小さな中断」を減らすことができます。

ただ、ここで1つ考えておきたいことがあります。「小さな中断を減らすなら、筆記用具はできるだけシンプルにしたほうがいい」のでしょうか。

「筆記用具をシンプルにすればいい」わけではない

たしかに、筆記用具を減らしてシンプルにすることで、「小さな中断」を減らせる場合もあります。でも、「シンプルにするのが正解」ということではありません

たとえば、お気に入りのカラフルなペンが「小さな中断」につながっていないのであれば、無理に減らす必要はありません。

大好きなペンを使うことで、「勉強したくない」という気持ちが、ちょっぴりやわらぐこともありますからね。

大人も、お気に入りのカフェで仕事をすれば、少し取り組みやすくなったりしませんか?

子どもの場合も同じです。「小さな中断」につながっていないお気に入りまで、無理になくす必要はありません

ペンケースの中身を一気にシンプルに変えるのではなく、まずは「勉強中に何が中断を生んでいるのか」を1つ見つけてみてはいかがでしょうか。

【まとめ】まずは、ひとつだけ変えてみませんか?

勉強の流れを止める「小さな中断」を減らすために、お子さんと一緒にペンケースを開いてみてください。

「授業中に芯を補充することってある?」
「色を選ぶのに迷うことってない?」
「これ、勉強中につい触ってしまうってこと、ないかな?」

そんなふうに話してみてください。

すべてを一気に直す必要はありません。まずは、勉強中に起きている「小さな中断」を1つ減らしてみてはいかがでしょうか。

  • 消しゴムを毎回ペンケースに戻しているなら、机の上に置いておく。
  • 「何色にしよう?」と毎回迷うなら、色の役割を決めておく。
  • 筆記用具をいじってしまうなら、勉強中だけ別のものに替えてみる。

何か気軽にできることから始めてみてください。

お気に入りの筆記用具を全部なくしたり、すべてをシンプルにしたりする必要もありません。

集中を妨げない範囲で、勉強時間を少し過ごしやすくするためのお気に入りも残しておいていいでしょう。

それくらいのバランスで、勉強中の「小さな中断」を減らしてみてはいかがでしょうか。